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2025/03/31 18:16

🪵 吉野桧と吉野杉の割り箸について


① 吉野桧・吉野杉の特徴

吉野杉(よしのすぎ)

・日本三大人工美林のひとつ「吉野林業」で育てられた杉
・年輪が緻密でまっすぐ、美しい「柾目」が特徴
・手に取るとやさしい香りと、軽くてしなやかな質感
・割った時の音や感触も心地よく、“和の食”に最適

 吉野桧(よしのひのき)

・杉よりもやや硬めで、木目がより繊細・明るい色味
・ヒノキ特有の芳香があり、高級感と清潔感を演出
・割れやすさ・衛生面での評価が高く、高級店で好まれる素材

② 吉野の割箸メーカー紹介

● 廣箸(ひろばし)

  • 公式サイトはこちら

  • 吉野の木と真摯に向き合う老舗メーカー

  • 一膳ずつ丁寧に仕上げ、**“よろしいおあがり”**を合言葉に、吉野の美しさと心を届ける

● 辰巳割箸商店

  • 地元・吉野に根差す伝統ある製箸所

  • Web上ではあまり情報は見られないが、長年にわたり地元の林業とともに歩み続けている職人集団


③ 割箸業界の現状と課題

  • 現在、日本国内で流通している割箸の約97%が中国産。その多くが竹製

  • 一方で、国産杉・桧の割箸を作る職人は年々減少中
     → 後継者不足や林業の縮小により、「吉野の割箸」は希少性の高い存在に。

  • 廃材や間伐材を活用した割箸は、実は環境負荷の少ないエコな製品
     にもかかわらず、価格競争や流通の壁により、国内製造の継続が困難な状況が続いています。


④ 飲食店で「吉野の箸」を使う意味

  • 「おいしい料理には、良い箸を」——
     吉野の割箸は、見た目・香り・口当たり、すべてが一流です。

  • 割る所作が美しい/香りが上品/写真映えも抜群
     → “体験価値”としての箸が、料理全体の印象を格上げします。

  • また、吉野材を使うことは、日本の林業を守る選択にもつながります。
     地域と森林の未来を支える一歩を、お客様と一緒に。